今回はアクションカメラを購入して、「よし!モトブログはじめるぞ!」と、行きこんで撮影を開始してみたものの…なんだか排気音が綺麗に取れない…泣
モトブロガーなら誰もが通る、そんな「排気音綺麗に撮れない問題2020」について解説していきます。
まずは結論から言うと、下記のAshika Recordsさんのモトブログで解説されているZOOM H2nによる排気音の録音が一番きれいに撮れるでしょう。
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引用元:Ashika Recordsさんのチャンネル登録はこちら
定番のヘルメットに仕込んだピンマイクで排気音を撮る
まずGoproなどの、アクションカメラを購入して、そのままで撮影をすると風切り音がすごくて排気音なんて綺麗に撮れませんし、自分の声なども撮影する事が出来ません。
バイクから流れる景色だけを撮りたい場合には良いかもしれませんが、きっと多くの人が納得しない事でしょう。
そこで必要になってくる施工がこちら。
ピンマイクをヘルメット内に仕込む
ヘルメット内に仕込むピンマイクの場所は大体決まっています。
・チンカーテン
・チークバッド
・インカムのヘッドフォン横
多くのモトブロガーの方は、上記の場所にピンマイクを仕込んでいます。ヘルメットはライダーの疲れを軽減する為に風切り音の低減に力を入れて開発されています。そのヘルメット内にマイクを仕込む事で風切り音が入りづらくなるという事です。
そして、一番売れていて、装着している人が多いピンマイクはこちらです。
BUFFALO マイクロフォン ミニクリップ ブラック BSHSM03BK

もはや伝説のピンマイクと言えるくらいに装着率が高いピンマイクです。笑
確かに格安でありながら音質は良いと言えます。ガジェット系ユーチューバーでもあり、モトブロガーのミカスチャンネルのミカスさんは、金額の高い感度の良いマイクだと逆に音質が悪くなってしまうとの事でした。
ただし、配線が以上に長いので神経質の人は加工が必要になってきます。加工して短くすることが出来ます。YouTube動画として沢山上がっていますのでご参考にして下さい。
個人的にはジャック部分が長くⅬ字タイプの方が好みです。
シート下やタンク下など風が少ない所にピンマイクを設置する
これから紹介する排気音を綺麗に撮影する方法ですが、ピンマイクで自分の声を録音する事は出来なくなってしまいます。
綺麗な景色とテロップ、排気音だけの動画を撮影する場合には向いています。
シート下にピンマイクを設置する
この方法は、バイクにピンマイクを設置する方法の中では一番定番的なやり方ではないでしょうか。
シート下のスペースに風防をつけたピンマイクを入れておくだけで、風切り音はかなり低減されるでしょう。そしてエンジンやマフラーが近くなるのでヘルメットにピンマイクを仕込んだ場合よりも、マフラーの排気音やエンジン音が綺麗に録音されるでしょう。
デメリットは、自分の声やインカムの会話の録音が出来ない事です。またアクションカメラを顎マウントの場合には顎から、配線が伸びているので、取り回しを考える必要が出てきます。
その場合はバイクから降りる度に、ピンマイクを外したりの手間が出てきますので、アクションカメラは、バイク側に取り付けた画角の方が向いています。
ガソリンタンクの下にマイクを設置する
こちらの方法も上記のシート下に似たような音質で録音ができるでしょう。しかし、シート下と違ってエンジンからの熱や隙間風があるので、取り回しを少し考える必要があるのと、マイクの固定方法です。
エンジンの回りには様々な配線が取りまわされているので、その中から選んでタイラップなどで固定する方法が良いでしょう。
綺麗な排気音を録音する最高峰ハンディレコーダー
さて、今まではアクションカメラとピンマイクだけで、すべてを録音する際の風切り音対策についてご紹介致しましたが、モトブログ上級者はもっときれいに排気音を撮りたい!
と欲が出てきてしまうんですね。実際にバイクに乗ってる時って排気音って気持ちが良いじゃないですか?自分の一生懸命に撮影、編集した動画でもあの気持ちよさを伝えたいという思いなんでしょうね。
そこで上級者はzoom h2nなどのハンディレコーダーなどを導入するのです。
確かにこれを使えば綺麗な排気音を収める事は可能でしょう。綺麗な排気音が録音できるのは前提として、考えられるデメリットを挙げたいと思います。
zoom h2nの持ち運びと設置場所
これが最大のデメリットだと思います。管理人の目線でお答え致します。
管理人は相当のミニマリストです。財布ですら、嫌になり普段は完全クレジットカード払いでカードケースしか持ち運びません。小銭入れも持ち運ばなくなりました。
そんな私はGoproですら持ち運ぶのが、面倒くさいと思っています。しかし、撮影の為に我慢して持ち運んでいる次第です。
そんな性格の人には、zoom h2nなどのハンディレコーダーは邪魔に感じてしまうでしょう。
シート下などに収納できない場合には、タンデムステップやフレームなどに装着する事となります。ツーリング先でバイクから離れる時に、アクションカメラとハンディレコーダーを外したいと思った場合には、バックなどが必要になってくると思いますが、管理人は邪魔に感じてしまいます…。
しかし、zoom h2nを使用しているモトブロガーの排気音はとても綺麗ですね。
編集が大変になる
基本的に、ハンディレコーダーなどで、排気音を別撮りする場合には、アクションカメラで撮影した音とハンディレコーダーの音を合わせる作業が必要になってきます。
よくある、撮影開始と同時に「手をパンっとたたく」「クラクションを鳴らす」「アクセルを数回吹かす」などを行い、音の波長みたいのを、編集ソフトで合わせる事が出来るようになります。
YouTube動画を観ている時に、よく口と言葉があっていない事を観たことありませんか?
あれは音声を別撮りにするが故の弊害です。
詳しくは分からないのですが、もしかしたらピンマイク自体をハンディレコーダーにつけて、カメラとハンディレコーダーを繋いで、動画ファイルを一つにまとめる事が出来るものもあるかもしれません。
以前にそのような記事を観たことがあったと思うのですが…管理人はそれでも、煩わしいので無理ですが、興味ある方は調べてみて下さい。
凝ったモトブロガーは頑張って撮影している
今までご説明した通り、ハンディレコーダーを使った撮影方法のデメリットはお分かりいただけましたでしょうか。
それらを踏まえた上でも、綺麗な排気音が録音したいんだ!編集が面倒になっても、録音したい!と強く思える人は実践すると良いでしょう。
例えば、家でガジェットを紹介するなどのモトブロガーであれば、まだ良いと思います。編集が面倒になる位ですが、我々はバイクを運転をしているのです。
車と違って積載能力は極端に少なく設置するスペースも限られています。そしてツーリングで体力を奪われる中で、バック持って、カメラ持って、ハンディレコーダーを持って…考えただけで管理人は出来ませんでした。
それを考えるとハンディレコーダーで音声別撮りを実践しているモトブロガーさんの努力は計り知れませんね笑
ヘルメット㏌ピンマイクでも綺麗に録音できる
管理人は、ヘルメットにピンマイクを仕込む方法が一番スタイル的にもあっているという結論。
風切り音を徹底的に対応すれば、綺麗に排気音は録音出来ます。
自分の声やインカムの会話も録音出来て、排気音も入る。そして編集も楽…これが一番だと思いました。
直4の甲高い音質は綺麗に録音できる
そうなんです。直4の「フォォォーン」という音は綺麗に入るんですよね~ずるい笑
管理人のドカのドコドコ系の音は綺麗に録音が出来ないんです泣
ノーマルマフラーという事もありますが、それでも直4に比べると音質は劣る気がします。
いかがでしょうか?今回はマフラーの排気音を綺麗に録音する方法について、様々な視点からご紹介してみました。これからモトブログを撮影する方のお力に少しでもなれれば幸いです。
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