今回のコラムは、これからモトブログを始めようと考える方へ、役立つ情報をご提供いたします。
バイクもヘルメットもアクションカメラもすべてそろった!ツーリングに行って、綺麗な景色や仲間との楽しいやり取りも、全部動画にして撮ったぞ!さぁYouTubeで観てもらおう!
そう、それで終わりではないのです。撮影した動画をそのままアップする訳には行きませんよね?自分や仲間のナンバーだってモザイク掛けたいし…ヘルメット外した時の顔だって公開したくない人もいますよね?
そう、そんな時に動画編集が必要になってきます。撮った動画をそのままアップするには長すぎるし、良いシーンだけを切り取って、どうでも良いシーンはカットをしたいものですよね。
そんな時には動画編集ソフトを使う必要があるのですが、その動画編集をするのには、ある程度のPCスペックが必要になります。
今回はどんなパソコンを買ったらいいのか?動画編集に向いているオススメPCを、価格や用途などを選んだ上でご紹介致します!
PCスペックはどこを観たら良いの?
さて、パソコンは何となく使えるけど…スペックってどうやってみたらいいんだろう…動画編集にはどれくらいの容量があれば足りるのか?
そんなお悩みをお持ちの方へ一言。「難しく考える必要ありません笑」
次から説明する部分だけを観て、パソコンの候補を絞ったら、後はデザインと価格で選べば問題ありませんよ(^^)
それでは、チェック箇所をご説明します!
CPU

結論から言います。
Core i5もしくはCore i7のPCを購入しましょう。
CPUは良く「人間で言うところの脳みそ」なんて聞いた事はありませんか?
Core i5やCore i7なんて用語を聞いた事があるかと思います。この数字が大きくなるほど偉いのです。勿論、数字が大きくなると処理能力が高くなるので値段も高くなります。
CPUが優れていると、処理速度に影響してきます。例えば動画編集で言うところのエンコード(動画編集が完了し最後にMP4などのファイルへ書き出す作業)の時間などに影響してきます。
以前にスペックの低いパソコンでエンコードをした所、1時間以上かかったのですが、現在の高スペックのパソコンでは数十分で完了できるようになりました。
恐らく、多くの方は一般的な価格帯でパソコンを購入すると思いますので、一般ベースでお話をします。※5万円から20万円以内
管理人は現在、使用しているパソコンは「サーフェスプロ7」でCPUは「Intel Core i7-1065G7 1.30GHz」で、メモリは16ギガです。
恐らく、この記事を読んでる方でヘルツがどうのなど、話をしても、まだ理解が出来ない方が大半だと思いますので分かりやすく説明していきたいと思います。
モトブログの編集を行う上でCPUは、最新型の「Core i5もしくはCore i7」を選択しておけば良いでしょう。
YouTubeへアップロードする際に基本的には1080Pの動画をアップする方がほとんどだと思います。いわゆるHDフルハイビジョンという画質です。最新型のCore i5であれば、この辺りまで対応が可能です。
4k(2160p、ウルトラHD)と呼ばれる画質を編集したいのであればCore i7は必須になってきます。
そして中古のPCは購入しないで下さい。最新のPentiumの方が、昔のCore i5より性能が良かったりします
メモリ

結論から言いますとメモリは8ギガから。欲を言えば16ギガが欲しい所。
さてメモリはCPUと同じくらいに大事な部分。
よく言われているのが料理で言うところ、CPUは料理人で、メモリはまな板です。
メモリが不足しているという事は、とても小さなまな板の上で料理人が料理を行わなければならず、効率が落ちてしまいますね。沢山の食材を並べて調理を行う事が出来ず大変になってしまうのです。
現在では4GB、8GB、16GB、32GBと大体どのパソコンもこのメモリで販売がされている思います。これ以上の高スペックの物もありますが、とても高額でトップユーチューバーや業務で使うようなパソコンになります。
4ギガでは厳しいですが、8ギガから何とか大丈夫ですが、欲を言えば16ギガは欲しいところですね。
動画編集を行う際に、サムネイルを作ったり、動画に挿入する画像を編集したりすることが多いのですが、その時にAdobeのPhotoshopで画像を加工しながら、premiereproで動画編集を行うという事があります。
この2つのソフトは編集業界でプロも利用しているソフトでゆくゆくは利用する事になるかもしれません。プロが使っていると言えども、一般的な人も多く利用していて、とても便利なものです。動画編集を始めると楽しくて、どんどんあれも使ってみたいなど欲が出てくるので、それを見越したメモリを考えた方が良いですね。
4GB:厳しいです
8GB:フルHDであれば何とか編集可能
16GB:重たい処理のフルHDから4Kも何とか可能
32GB:4Kの編集から3DCGも編集が可能
64GB:ストレスフリー
SSD
管理人は250ギガのSSDを搭載しています。
モトブログを始めて行く上で、動画ファイルはどんどん、貯まっていきます。
恐らく多くの方は、外付けのSSDに保存して行くかと思います。
パソコンに保存する方法もありますが、すぐに貯まってしまいますのでオススメはしません。
SSDは値段がだいぶ下がってきたと言えども、高価なものです。大容量を備えたPCは値段が吊り上がってしまいます。
なので管理人は250ギガを利用しています。とりあえずは、PCにこれくらいと、後は外付けのSSDに保存しています。
さて、ここでSSDという物を簡単に説明しておきます。
SSD(Solid State Disk)の略で、HDD(ハードディスクドライブ)はもう、過去のものです。
何が違うと言いますと、まずSSDは高価です。
そして、データの読み書きが圧倒的に早いのです。イコール動画編集の作業にも影響が出てくるので、出来ればSSD搭載のパソコンを購入されることをオススメ致します。
スペックのおさらい
さて、これまででCPU、メモリ、SSDとお話をしてきました。
あと他にはグラフィックボード、いわゆるグラボというやつもありますが、ここでは割愛します。
なぜなら、今回のコラムの対象者はパソコンが詳しくない方向け。なのでCPUのヘルツやグラフィックボードの話は抜きです。
この3つの事を何となく理解し、指定したスペック以上の物を値段と相談して購入すればよいのかと思います。
上記の3つを観てパソコンを購入すれば、動画編集を始める事が出来ます。
さぁ、パソコンのスペックについては理解できましたね?あとは金額と見た目だけですよ!
ここからはデスクトップとノートパソコンについて説明しますね。
デスクトップとノートパソコン
これは、本当に好み…で良いと思いますが、モトブログを編集する上でデスクトップとノートパソコンにも一長一短があるので説明しますね。
デスクトップ

主に家で動画編集を行う事になります。メリットは価格を抑える事が出来ますし、なんといっても大きなモニターで独立したキーボードを使いデスクの上でのびのびと作業をすることが出来ますね。
そして一番のメリットは拡張性では無いでしょうか?管理人は、カスタマイズなどは行った事はありませんが、少し知識があれば、上記で説明してきたパーツ(CPU、メモリ、SSD、グラフィックボード)などをアップデート出来てしまいます。
例えば一部の部品が壊れてしまったので、付け替える事が出来るし、これを機に容量アップなどが出来るのがメリットです。
そしてデメリットは持ち歩けない事。これに尽きるかと思います。管理人は、仕事もすべてノートパソコンに統一しています。打合せも、動画編集も、YouTubeを観るのもすべて1台でこなしたいからです。
ノートパソコン

ノートパソコンの最大のメリットは持ち運びができる事でしょう。
例えばモトブログって外で撮影するじゃないですか?バイクに乗って動画撮影をし終わった後に、そのままカフェなどに行って編集作業を行う人って多いと思うんですよね。
いわゆる流行りのノマドワーカー的な。カフェの前に止めた自分のバイクを観ながら、美味しいコーヒーを飲みながら、動画編集。
なんて使い方が出来るのがノートパソコンなんです。管理人は圧倒的にノートパソコン派でデスクトップは購入した事がありません。
ちなみにサーフェスプロ7の画面はご存じの通り、非常に小さいです。12.3型でとても小さい部類に入るのですが、それでもPremiereProの複雑な画面で作業しています笑
しかしですね、家で作業する場合って、大きいモニターに繋げばいいんですよね笑
それでモニターに関しては解決。外で作業の場合は小さいのはあきらめましょう。
デメリットは各パーツのアップデートが厳しい事です。修理も自分で行うにはハードルが高いので、何年か事に買い替える方向にはなってきますね。
最後に
いかがでしたでしょうか?パソコン選びってそんなに難しくないですよね(^^)
管理人はWEB制作の仕事を行っているのですが、サーフェスプロ7ですべてこなしています。
約20万円程度で購入したのですが、もっと安くて動画編集できるパソコンは沢山あります!
ただサーフェスがちょっとブランド的で高いだけで、安くて良いパソコンと言えば、マウスコンピューターやソフマップ、ドスパラなどのメーカーであればもう5万円から7万円程度安い値段で購入も可能です。
マウスコンピューター

ドスパラ

ソフマップ

最終的にどの辺りまでの、編集作業を行うかを見越してパソコン選びをして下さい。
そして、楽しいモトブログ、動画編集ライフを過ごせるのであれば、多少奮発して良いPCを購入しても良いかもしれませんね。
最後までありがとうございました。
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