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引用元:モーターステーションTVさんのチャンネル登録はこちら
皆さん、モーターステーションTVで大人気のコーナーバトルレイヤーズをご存じでしょうか?
まずは簡単にご説明を。
バトルレイヤーズとは丸山浩さんによる選出から選ばれたバイクのオーナーに制限時間内に思う存分、バイクにかける思いを語ってもらうという番組です。しかもそのマシンが毎回、マニアックでいて格好いい。テイストオブ筑波の会場で基本的に行われていて、参加車両なので基本的に旧車です。綺麗にセンス良く仕上げている旧車好きにはたまらないコーナーです。管理人もその一人でございまする。
今回もテイストオブ筑波の会場からお届けします。管理人はこのバトルレイヤーズが大好きで毎回、かかさず観ていますが、今回は特にマニアック。
WITH ME ファクトリーの丸山浩さんが選出したマシンはこれだ!

今回のマシンは1978年「鈴鹿8時間耐久レース」Z1000レーサーのリアルレプリカです!
いや、これはかなりマニアック。そして激シブですね…。
本来はテイストオブ筑波には耐久仕様はいないのですが、今回は珍しくエントリー。
青と黄色のカラーリングに、ハーフカウルに黄色いヘッドライト、モリワキモナカ管をまとった最高の一台に仕上がっていますね。
オーナーにご登場いただきまして、丸山浩さんが少し質問をしたら早速語りだしました。
すかさず、丸山浩さんは「もう語っちゃう?語りたくてしょうがないですね」と二人に笑顔。
素敵な光景です、やはりバイク好きは初対面でも話が出来てしまう魔法のツールですね。
さっそくバトルレイヤーズスタート!60秒間の熱い思い!
オーナーは本当にモリワキが大好きらしいです。長年、往年のZレーサーを目標育ててきた愛情たっぷりのマシンなんですね。
1978年「鈴鹿8時間耐久レース」で走っていたZ1000レーサーモリワキをイメージ。当時2台走っていたうちの片方のリアルレプリカだそうです。すごい…

イチバンのお気に入りはビッグタンク
このタンクはアルミではなく、鉄のたたき出しで作っているというから驚き。
見た目だけではなく、当時の技術なども使用しているあたりがすごい…本当にマニアックですが、こういったのが好きな人には好きな人同士の当たり前の感覚なんでしょうね。
趣味を突き詰めるとすごいことになります…。

バックステップも当時モリワキが使用していたものと全く同じように作ってもらったそうです。
そしてエンジンの中身もモリワキ製のスペシャルパーツが全て入っているそうで、カムにピストン、ヘッドからポートまですべてに手を入れているレーサーです。とてもお金も掛かってるんでしょうね。
バッテリーケースがすごい…
当時のモリワキレーサーの展示品から、メジャーでサイズを測り、ボール紙で形を正確に作り、近所のバイク屋さんに行って制作してもらったそうです…すごいこだわりです。

凄すぎるオーナーの熱い思い。20年も冷めやまぬ思い。
なんと!驚愕の事実。さすがの丸山浩さんも驚きの良い表情が得られました笑
なんとこの車両は20年間弄り続けているそうです。驚きの連発ですよね。
オーナーが38歳頃に着手して今は50代後半。素晴らしい。
1台のバイクをここまで愛し、そしてレースにまで参戦し、ただの飾りでは無くてしっかりと乗りながら弄り続けながら…本当にバイクは良い趣味ですよね。
バイクに乗り続ける人はいても同じバイクをずっと乗る人は少ないですよね。
これを聞いて管理人ももう少ししたら乗り換えようとか考えていましたが、まだまだ乗れるし、しっかりとお金かけてメンテして長く乗ろうと思いました。素敵です。
リアルレプリカの苦労する点について
一番苦労する点はと聞くと、やはりパーツだそうです。
この時代のバイクに乗られてる方はわかると思いますが、純正パーツを手に入れるだけでも大変ですが、さらにこれは純正では無いのですべて制作する事になります。
その中で当時のモリワキレーサーのつけていた雰囲気を模倣して作る訳ですから…それは大変ですよね。
しかも当時の手法にもこだわり、取り付け方、ネジの雰囲気にまでこだわるそうです。

またメーターもすごい。当時、本当にモリワキが使っていた日本デンソー製のタコメーターを使用しているらしいです。

最後にオーナーの想い
丸山浩さんが、どうしてここまでして、このモリワキレーサーのレプリカにこだわるのかと聞くと、オーナーは当時のモリワキさんが、どういう思いで作ったのか、どういう気持ちで走っていたのかを体験してみたかった…だそうです。凄いですよね。趣味を突き詰めるとビジネスで通用するレベルになりますね。
そしてモリワキさんはZで世界と戦ってみたかったんじゃないかとおっしゃっていました。
今回のモトブログはテイストオブ筑波からZ1000の耐久レーサーモリワキ仕様のご紹介でした。
素晴らしい思いが伝わってきて自分のバイクとの接し方を改めて感じさせられるモトブログでした。
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